北京観光レポート(^_^) [雑談]
今回の北京出張は2週間とやや長い上に、2回週末があり、しかも祝日もあったのでしっかり観光もしてきました。
みなさん、北京とその近郊には、ユネスコの世界遺産に登録されている場所が6カ所もあるのをご存知ですか?私が持って行った観光ガイド(地球の歩き方)によると、
(1)万里の長城
(2)明・清朝の皇宮群(故宮、紫禁城)
(3)明・清朝の皇帝陵墓群
(4)天壇:北京の皇帝の廟壇
(5)頤和園:北京の皇帝の庭園
(6)周口店の北京原人遺跡
だそうです。今回行ったのは、(1)の万里の長城と(4)の天壇です。以前、(2)の故宮と(5)の頤和園には行ったことがあるので、これで4カ所を制覇(?)したことになります。
(1)万里の長城
万里の長城は、超有名ですが、行ったのは始めてでした。万里の長城というと、中国の北のはずれというイメージがありますが、現在の中国では北端ではなく、北京の近郊です。万里の長城には、有名な場所が二カ所あります。八達嶺長城というところと慕田峪長城というところです。
八達嶺長城の方が有名で、交通の便がよく北京からバスや電車で行けるのですが、問題は非常に混んでいることです。ですので、今回はより人が少ない慕田峪長城の方に行きました。タクシーで3人で分乗して、往復のタクシー代と現地のロープウェイの代金を含めて一人300元ぐらいでした(一元は17円ぐらいです)。
土曜日に行ったのですが、北京の市街地を高速道路で抜けるまでに渋滞で時間がかかってしまい、現地に到着するまでに3時間かかってしまいました(^_^;)。帰りは少し渋滞がましで、2時間で到着しましたが、渋滞がなければ1時間半ぐらいかもしれません。
長城は、小高い山の嶺にそってめぐらされていて、その山の麓からロープウェイでアクセスします。現在残っている長城は、明の時代に造営されたものらしいですが、とにかく素晴らしいもので、一見の価値があります。中国で訪ねた観光地ではやはりここが一番好きです(^_^)。やはり、中国はスケールが大きいなと思います。
長城の上はかなり広いですね。馬に乗って移動したという話も聞いたことがありますが、十分な広さです。あとこの慕田峪長城で特徴的なのは、射撃孔が城壁の両側にあることだそうです。他の場所では、外側のみに作られているらしいです。領内に敵が侵入した場合でも、その敵に向かって射撃できるようにしてあるらしいです。
この長城にそって一時間以上歩き回って帰ってきました。景色自体も美しいですね(^_^)。
(2)天壇
ここは、北京の市街の中心部付近にあり、明清代の皇帝が天に対して祭祀(祭天)を行った宗教的な場所(祭壇)と言われています。
一番有名な建物が祈年殿で、天安門や紫禁城とともに北京のシンボル的存在とされるらしいです。祈年殿では皇帝が正月の上辛五穀豊穣を祈りを捧げたそうです。木造で宝頂は金メッキがなされていて、屋根は瑠璃瓦葺きの三層になっており、明の時代には上から青、黄、緑となっていたが1751年にすべて青色に変えられたらしいです。1889年落雷により焼失し、現存するものは1896年の再建です。
もう一つ有名なのが、圜丘壇で、これは皇帝が天を祭るための儀式を執り行う場所で、毎年冬至に豊作を祈る儀式を行い、雨が少ない年は雨乞いを行ったそうです。
形は天円地方の宇宙観に則り円形で、もともと上に建物はなかったようです。祈年殿の方が有名だけど、本来はこちらの圜丘壇の方が重要な場所だったらしいです。
(3)北京動物園
動物好きの智ちゃんのファンとしては、北京動物園のパンダは外せないような気がして、始めて行ってきました(笑)。やはり、子どもや家族連れの方が多くて大変混雑していました。特に、パンダのところは人でごった返していました。
午後の少し遅い時間に行ったのですが、パンダくん(さん?)はいるにはいるのですが、寝ていて身動きしない状態でした。旅行ガイドには、パンダが活動的な朝の時間帯がオススメと書いてあったので、午後は失敗かもしれないと思いました。でも、観客はすごかったですね。特に小さな子ども達が大きな声でパンダくん(さん?)に向かって、何か大きな声で叫んでしました。中国語は分からないのですが、「パンダさん、起きて〜〜!!」とか言っているのかなと思いました(笑)。
せっかく来たのに、パンダの生態が見れないのは残念だと思って、30分以上粘っていたら、そのうちパンダさん(くん?)の食事タイムになって、パンダが食事するところが見れました(^_^)。食べ物はシンプルで、タケノコのようなものと、竹の笹でした。タケノコのようなものの方は上手に皮を剥いて食べていました。仕草が可愛いですね。でも、動物園で暮らすより、自然の中で暮らす方がパンダくんにとっては幸せかもしれないと思うと、やや複雑な気持ちになりました。
北京動物園は、非常に大きな動物園で、午後にちょっと来てみるには時間が全く足らない感じでした。朝から一日費やしても全部見れるかどうかと感じですね。でも、とにかく、北京でパンダを見たので、智ちゃんにちょっと自慢できるかもと思いました(笑)。
という風に、観光の面でも有意義な出張でしたが、もちろんちゃんと仕事もしてきましたので、ご安心を(笑)。
みなさん、北京とその近郊には、ユネスコの世界遺産に登録されている場所が6カ所もあるのをご存知ですか?私が持って行った観光ガイド(地球の歩き方)によると、
(1)万里の長城
(2)明・清朝の皇宮群(故宮、紫禁城)
(3)明・清朝の皇帝陵墓群
(4)天壇:北京の皇帝の廟壇
(5)頤和園:北京の皇帝の庭園
(6)周口店の北京原人遺跡
だそうです。今回行ったのは、(1)の万里の長城と(4)の天壇です。以前、(2)の故宮と(5)の頤和園には行ったことがあるので、これで4カ所を制覇(?)したことになります。
(1)万里の長城
万里の長城は、超有名ですが、行ったのは始めてでした。万里の長城というと、中国の北のはずれというイメージがありますが、現在の中国では北端ではなく、北京の近郊です。万里の長城には、有名な場所が二カ所あります。八達嶺長城というところと慕田峪長城というところです。
八達嶺長城の方が有名で、交通の便がよく北京からバスや電車で行けるのですが、問題は非常に混んでいることです。ですので、今回はより人が少ない慕田峪長城の方に行きました。タクシーで3人で分乗して、往復のタクシー代と現地のロープウェイの代金を含めて一人300元ぐらいでした(一元は17円ぐらいです)。
土曜日に行ったのですが、北京の市街地を高速道路で抜けるまでに渋滞で時間がかかってしまい、現地に到着するまでに3時間かかってしまいました(^_^;)。帰りは少し渋滞がましで、2時間で到着しましたが、渋滞がなければ1時間半ぐらいかもしれません。
長城は、小高い山の嶺にそってめぐらされていて、その山の麓からロープウェイでアクセスします。現在残っている長城は、明の時代に造営されたものらしいですが、とにかく素晴らしいもので、一見の価値があります。中国で訪ねた観光地ではやはりここが一番好きです(^_^)。やはり、中国はスケールが大きいなと思います。
長城の上はかなり広いですね。馬に乗って移動したという話も聞いたことがありますが、十分な広さです。あとこの慕田峪長城で特徴的なのは、射撃孔が城壁の両側にあることだそうです。他の場所では、外側のみに作られているらしいです。領内に敵が侵入した場合でも、その敵に向かって射撃できるようにしてあるらしいです。
この長城にそって一時間以上歩き回って帰ってきました。景色自体も美しいですね(^_^)。
(2)天壇
ここは、北京の市街の中心部付近にあり、明清代の皇帝が天に対して祭祀(祭天)を行った宗教的な場所(祭壇)と言われています。
一番有名な建物が祈年殿で、天安門や紫禁城とともに北京のシンボル的存在とされるらしいです。祈年殿では皇帝が正月の上辛五穀豊穣を祈りを捧げたそうです。木造で宝頂は金メッキがなされていて、屋根は瑠璃瓦葺きの三層になっており、明の時代には上から青、黄、緑となっていたが1751年にすべて青色に変えられたらしいです。1889年落雷により焼失し、現存するものは1896年の再建です。
もう一つ有名なのが、圜丘壇で、これは皇帝が天を祭るための儀式を執り行う場所で、毎年冬至に豊作を祈る儀式を行い、雨が少ない年は雨乞いを行ったそうです。
形は天円地方の宇宙観に則り円形で、もともと上に建物はなかったようです。祈年殿の方が有名だけど、本来はこちらの圜丘壇の方が重要な場所だったらしいです。
(3)北京動物園
動物好きの智ちゃんのファンとしては、北京動物園のパンダは外せないような気がして、始めて行ってきました(笑)。やはり、子どもや家族連れの方が多くて大変混雑していました。特に、パンダのところは人でごった返していました。
午後の少し遅い時間に行ったのですが、パンダくん(さん?)はいるにはいるのですが、寝ていて身動きしない状態でした。旅行ガイドには、パンダが活動的な朝の時間帯がオススメと書いてあったので、午後は失敗かもしれないと思いました。でも、観客はすごかったですね。特に小さな子ども達が大きな声でパンダくん(さん?)に向かって、何か大きな声で叫んでしました。中国語は分からないのですが、「パンダさん、起きて〜〜!!」とか言っているのかなと思いました(笑)。
せっかく来たのに、パンダの生態が見れないのは残念だと思って、30分以上粘っていたら、そのうちパンダさん(くん?)の食事タイムになって、パンダが食事するところが見れました(^_^)。食べ物はシンプルで、タケノコのようなものと、竹の笹でした。タケノコのようなものの方は上手に皮を剥いて食べていました。仕草が可愛いですね。でも、動物園で暮らすより、自然の中で暮らす方がパンダくんにとっては幸せかもしれないと思うと、やや複雑な気持ちになりました。
北京動物園は、非常に大きな動物園で、午後にちょっと来てみるには時間が全く足らない感じでした。朝から一日費やしても全部見れるかどうかと感じですね。でも、とにかく、北京でパンダを見たので、智ちゃんにちょっと自慢できるかもと思いました(笑)。
という風に、観光の面でも有意義な出張でしたが、もちろんちゃんと仕事もしてきましたので、ご安心を(笑)。
2014-04-20 11:52
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