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「小公女セイラ」第8話の感想 [智花ウォッチング]

相変わらず、シナリオに違和感を感じ続けていますが、それになりには楽しめるようになって来たかなというところです。

大和田さん、広岡さん、斉藤由貴さんの演技が個性的で面白いというのは、その通りだと思うのですが、私の場合、やっぱりストーリーがどうしても気に入らない気がします。なぜ、そんなに違和感を感じるかを少し冷静に考えてみました。

その前に、ドラマ公式サイトを見てみましたが、インタビューで樋口可南子さんが登場していました。そろそろ、智ちゃんが登場しないかと期待してみてみたので、ちょっと残念でした(笑)。樋口さんのインタビューは結構面白かったです。次のインタビューは、智ちゃんでしょうか?それとも、大和田さんでしょうか?(^^)

まず、「……学生時代のトラウマがあるゆえにセイラを虐めるんですね。」と書かれてますが、私の感じる違和感はやっぱりここにまずあるような気がします。つまり、「学生時代のトラウマ」といっても、薫子さんはあんなに優しい人だったのに、逆恨みに近いものですよね。それに、両親を亡くして天涯孤独の孤児になったセイラの運命に比べると、あまりに小さなことのように思えます。

しかも、薫子は既に亡くなっているのですが、同級生が亡くなるというのは、かなり大きなことで、多少の恨みがあっても、その恨みは消えてしまうのが普通ではないかと思います。それなのに、昔のトラウマを抱えたままというのは、ドラマの作り方として、あまりにバランス感覚を欠いているように思えるのです。もっとも、現実の世界にはそのようなこともたくさんありそうですが。

また、樋口さんはインタビューの中で「セイラは自分の純粋さや無邪気さが時には他人を傷つけるんだということを学ぶために、千恵子に出会った。」と書かれています。これが、原作とは違うこのドラマのモチーフの一つのようで、第8話でもまさみがセイラを非難する辺りに、このテーマが表現されています。これは、一見もっともらしいところがあるとは思いますが、やはり原作の運命に負けずに気高く生きて行くというテーマと比べると、かなり弱いと思いました。

樋口さんのインタビューで、「もう最終回の脚本ができたのですが、それがとってもステキな終わり方で、とても感動しました。まだ詳しくは言えませんけど、このエンディングのために今までやってきたんだなぁと思ったぐらい、すばらしい最終回が待っています。」と書かれています(^_^)。「終わりよければ、全てよし」ともいいますので、ここに期待したいと思います。
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駒澤特急

残り2話となって小公女セイラで智花様のオーラを見て、自分が宇賀地であれば、「チームの優勝を導く走りをして、相手に負けたくはない」と決めて勝負に出る姿勢に智花様自身の美貌さとオーラに宇賀地の走りを合わせて、現在はシュミレーションを行っています。

ドラマ自体については、個人的な意見としては「佐野史郎さんが出てもらいたかった」と思いましたね。そんな自分は佐野史郎さんになりきっている所があります。佐野史郎さんのドラマについては、インテリな所や皮肉さがあるところは真似しています。もし、佐野史郎さんが出ていたら変わって板も知れないと思います。自分が描いている「小公女セイラの中の佐野史郎」を視線で見ています。
by 駒澤特急 (2009-12-07 15:46) 

sotomo

駒澤特急さん、こんばんは〜♪

コメントありがとうございます。

宇賀地さんと智ちゃんを重ね合わせてイメージされているということですね。私にはよく分かりませんが、ヒーローとヒロインというような感じでしょうか?

佐野史郎さんは一応知っていますが、佐野さん演じる大臣が登場すると面白いということでしょうかね?
by sotomo (2009-12-10 02:04) 

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